練馬区・板橋区・豊島区 水野直子ピアノ・チェンバロ教室 ブログ

練馬区氷川台・氷川神社近く「水野直子 ピアノ・チェンバロ教室」の様子を配信しています。子どもの生徒さんは練馬区・板橋区・豊島区・和光市や志木から、またピアノ講師のバロック指導・セミナーを開催しています。

バッハ? ペツォルト?

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今日は「メヌエット」といえば、
誰しもが「あの曲ね!」と思う、
メヌエットについてお話ししたいと思います。

まずは、お聞きいただきましょう。
私のチェンバロでの演奏です。

この曲の作曲家は誰でしょうか。

多くの方が
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1680 – 1750)と答えるかと思います。

ですが、
このメヌエットは、
近年の研究によって、
バッハが作曲したものではないことが判明しています。

とはいえ、
判明後、再校訂されていない《バイエル》を代表とする
ちょっと古めの教本には反映されておらず、
未だにバッハの作品とされて販売されています。

でもご安心を。

新しく監修され直された本や、
コンクールなどで
この作品が課題曲に上がった場合は

本当の作曲家である
クリスティアン・ペ(ッ)ツォルト(ペツォールトとの記載もあり)と
バッハの名前が並列表記されています。

どうしてこんなことが起こっているのでしょうか?

メヌエットの楽譜は
《アンナ・マクダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集》のなかにあります。

  

アンナ・マクダレーナ(1701 – 1760)とは、バッハの2番目の妻です。
バッハと結婚した時、アンナ・マクダレーナは20歳でした。

この小曲集は二巻あって
第一巻は1722年に、
第二巻は1725年に書きはじめられました。

メヌエットの楽譜は第二巻に収録されており、
現在は西ベルリン国立図書館に所蔵されています。
緑の地に金の縁取りの美しい装丁がされた
ハードカバーの姿で現存しています。

この小品集は、
前半の41ページにバッハの自身の筆で
パルティータの第三番や第六番の記入がありますが、

 

以降は
アンナ・マクダレーナが筆写した優しいクラヴィーア作品の他に
(クラヴィーアはドイツ語で鍵盤楽器)
バッハの次男のエマーニエルたちの筆跡も認められます。

この小品には作曲者不明のものが複数あり、
「メヌエット」もそのなかの一つでした。

それが現在では、
音楽学者ハンス・ヨアヒム・シュルツェらの研究によって
ドレスデンの宮廷オルガニスト、
クリスティアン・ペツォルトのものと断定されました。

バッハ家とドレスデンの音楽家の間には
密接な交流が行われており、
ペツォルトがバッハ家にやってきた時に、
筆写されたのであろう、ということです。

クリスティアン・ペツォルトについて
The New Grove Dictionary of Music and Musiciansで調べていますので
こちらに記載しておきます。
(適宜、意訳しております)

Chiristian Pezold[Petzold]
(1677年ケーンヒシュタイン生、1733年6月2日?ドレスデン没)
ドイツのオルガニスト、作曲家。
1697年にドレスデンの宮廷オルガニストであったという記録がいくつかある。
1703年以降はドレスデンの聖ゾフィー教会でオルガニストをつとめ、
20年、同教会に新しく設置されたジルバーマン・オルガンの奉納式のためのカンタータを書いている。
これは同地の十字架教会の聖歌隊によって初演された。
09年、宮廷室内音楽作曲家兼オルガニストに就任する。
14年にはパリ、16年にはヴェネツィアへの演奏旅行に参加した。
ライプツィヒ近郊レータのジルバーマン・オルガン奉納のためにも1曲作曲している。
ペツォルトは通常33年7月2日没とされているが定かではない。

ペツォルトの同時代音楽家からの評価は高く、
特にJohann MatthesonとErnst Ludwig Gerberは
ペツォルトを「最も有名なオルガニスト」「当世の最も優れた教会音楽家」と称賛している。

器楽曲はあまり残されてはいないが、トリオ3曲、ヴィオラ・ダモーレのためのパルティータ2曲、オルガンまたはチェンバロのためのフーガ11曲、チェンバロのための組曲1曲と単独の曲等が数曲残されており、いずれも29年以降の作品である。
チェンバロとオルガンのための作品は、音階とアルペッジョを多く使い、卓越した名手の輝きを放っている。

バッハの自筆譜 Bach degitalにて閲覧可能です
https://www.bach-digital.de/content/index.xed

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