チェンバロレッスン
水野直子ピアノ・チェンバロ教室では、ピアノの他にチェンバロという高度な知識を習得できます。
バロック音楽を、当時の楽器を使って演奏してみませんか。
チェンバロとは

チェンバロとは、弦を鳥の羽根の軸(クイール)などではじくことによって音を出す鍵盤楽器です。
「チェンバロ」と言う言葉はイタリア語で、その起源はギリシャ語の「キンバロム」に由来します。この楽器は、ドイツ語ではキールフリューゲル、フランス語ではクラヴサン、英語ではハープシコードと呼ばれ、時代や国によってそれぞれ形や音が違います。
現存する最古のチェンバロは、南ドイツのウルムで1480年頃に製作されたものです(作者不明)。
またチェンバロに関する最古の記述は、1461年のイタリアにあります。
最初は40鍵もなかったこの楽器も、300年後の18世紀には61鍵まで拡大され、ヨーロッパの貴族たちに愛されました。
当教室ではイタリア人製作家C.マスケローニ氏の作ったファーターモデル(ドイツ式チェンバロ、1700年頃のレプリカ)を使用します。
この楽器は、イタリア留学時に初めて手にしたもので、小ぶりながらもダイナミックな音が鳴り、ソロはもちろん、室内楽でも活躍してくれます。
チェンバロレッスン

当教室のチェンバロレッスンはピアノでソナタ以上の曲を演奏出来る方を対象としております。
ご自宅に楽器をお持ちでない方はレンタルスタジオやレンタル楽器のご紹介をいたします。
また通奏低音のレッスンも行っております。近年は、「ハイドンの《メサイヤ》を突然頼まれた!どうしよう」とのご相談が多数寄せられておりますが、一人で悩まずまずはご相談ください。参考までに当教室でレッスンを受けられた方は、2回のレッスンで本番まで仕上げています。
入会金 | 5,000円 |
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ワンレッスン制 (チェンバロ調律費込み) |
45分 5,000円より |
チェンバロレッスンの教材例
バロック初期 | F・クープランの「クラヴサン奏法」、フィッツ・ウイリアムの「ヴァージナルブック」などを使っての装飾法、また通奏低音への知識を広げます。 |
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バッハ | 「アンナ・マグダレーナの為の小品集」や「インヴェンション」、「ヴィルヘルム・フリーデマンのための小品集」などを使い古典運指や、楽譜の読み方などを勉強します。 |
バロック後期 | スカルラッティのソナタ、コレッリやヴィヴァルディのヴァイオリンソナタの通奏低音他 |