本物がわかる者は、本物に触れた者のみ

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本物がわかる者は、本物に触れた者のみ

先日、本を読んでいるときに見つけた言葉です。

そのとき、
「全くその通りだ。」と思いました。

 

また後日、武蔵野音大の図書館で調べ物をしていました。

調べ物が早く終わったので、

次の予定まで

ピアノの先生が読む月刊誌をザザザーッ目を通していました。

 

最近はバロックにも目が向けられて

様々な著名なピアニストが

バッハのワンポイント指導や

インヴェンションの分析などをしているのですが

やはり「ちょっと、ちょっと〜」

と突っ込みたくなる記事をポロポロ見つけました。

 

 

私の教室に通われているピアノの先生方は

もともとバロックが好き、

または

もっとバロックを好きになりたい、得意になりたい、

という先生方です。

そして私のレッスンを受けて

今まで「正しいと信じて」弾いていたことが

「古い」(=研究が進んで「間違え」とされたもの)

から

「私、やばい!」

「本気で勉強し直さなきゃ」となり

特に夏からはそうしたピアノの先生がドーンと増えました。

発信してきてよかったなぁ、と思っています。

 

 

ピアノの先生にもいろんな先生がいます。

こうして勉強熱心な先生もいらっしゃれば、

  • 昔、自分が勉強してきた昭和のレッスンを、そのまま平成っ子に教えている先生。
  • 生徒さんがつまずいたときに、どの教材を使ったら改善できるか、など、生徒さんのやる気や魅力を出せる引き出しが少ない。
    (レッスン教材の多様化で、子どもの生徒さん一人一人により応じたレッスン教材が増えています。全員に同じ教材を使っている教室は問題です)
  • 自分のレパートリーにバロックがない。(「なんとなく」で自分なりのバロック演奏。あっているかどうかわからないまま・・)

自己流、あるいは本物を知らない先生に習っていると・・・自分も、偽物になってしまいます。

 

私も、偽物にならないように、

「本物」とだけ接点も持とう・・・と思いました。

私は演奏もしますが、演奏のための史料を読む勉強も続けています。

口頭伝承だけではなく、

一次資料をしっかり読み込み

これからもその成果を演奏やセミナーで

しっかりお伝えしていきたいと思っています。

 

バロックはその先すべての音楽の礎となっています。

バロックをうやむやにしていると、

次の古典派、

ロマン派も曖昧な演奏になってしまうというリスクを背負いかねません・・・

ピアノ講師は文化を後世に伝えていくという

責任ある仕事なので、

今回の記事を見て、私も一層身を引き締めないと、と思いました。

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