《エリーゼのために》はいつ弾けますか?

チェンバロ・ピアノ奏者の水野直子です。

本日もブログへお越しくださりありがとうございます。

各種お問い合わせ

教室の様子はYouTube

4月 レッスン生募集時間(園児〜中学生)
※受験生・大人の方・ピアノ指導者は上記以外にも対応します

5/11&14 『装飾音』セミナー

「ピアノを教えている」というと

いろいろな質問を受けます。

そうした質問は、

教室内よりも、

教室外からの質問のほうが多いかもしれません。

たとえば

「《エリーゼのために》はいつになったら弾けるようになりますか?」

という質問に対して

私はその時

(ああ、このお母様は、ご自分が《エリーゼのために》を子どもさんに弾かせたいのだな)

と心のなかで思います。

そして

(《エリーゼのために》以外にも、たくさん素敵な曲はあるのにな)

とも思います。

ほかにも

「よその子は、もう《エリーゼのために》を弾いているけど、うちの子が弾いていないのは、なぜだと思いますか」

という質問もあります。

ふむ。

なるほど。

(このお母様は唯一無二の我が子を人と比べているのかな?)

と思います。

誰一人として同じ人間がいないと同じように、

ピアノを習う子どもも

そしてピアノを教える先生にも

いろいろなタイプがあります。

ゆっくり味わいながら進む子もいますし、

導入期から確実に

しっかりとした基礎を指導をする先生もいらっしゃいます。

教則本が早く終わった人の方が

上手で才能があるとはいえません。

また上達が遅いからといって、才能がないわけでもありません。

指導者は生徒さんの性格、体格、練習量や

今持っている生徒さんのテクニックを見て

総合的に判断して指導をしています。

もちろん

練習量や質のどちらもが高ければ、進み具合は早くなるでしょう。

でも、テクニックだけでは

『ピアノが弾けた』とはいえません。

テクニックにともなった音楽性がつかなければ、

いい演奏に結びつきません。

そしてただ間違わずに通して演奏しているだけでも、

曲が仕上がったとはいえません。

では、自分の子どもに

少しでも早く《エリーゼのために》を弾かせたいと思ったら?

それは、日々の家での練習に真剣取り組むことです。

なーんだ、そんなことかと思いましたか?

では「真剣」てどんな意味があるのでしょうか。

お子様が幸せなピアノライフを送れるようになるためには

お家の方が

ピアノ教育を大切に考え

真剣にサポートすることが大切です。

ですが、一つ注意をしてください。

何も、家で先生の代わりにレッスンをしなければならない、というのではありません。

むしろその逆です。

次回の記事には、

ピアノ教育を真剣に考えている

お母様方に行っていただきたい簡単なチェック項目を提示します。

是非チェックしてみてくださいね。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

体験レッスン体験レッスンは随時受け付けています。
体験レッスンの流れはこちらをご参考ください。

YouTube
にて教室の様子がご覧いただけます。
当教室は「導入期」の指導を大切にしています。

「楽しい」の先にある、上質な音楽教育を提供します。

教室紹介動画

ピアノ指導者の方へ
当教室では、ピアノ指導者を対象にバロック指導を行っています。
バロック音楽の難しさは
楽譜に記されていない大切な情報を
正確に読み込むことにあります。

アーティキュレーションのつけ方
装飾法
強弱のつけ方など 全てに理由があり
自己流は誤演奏となり兼ねません。バロックの基礎的知識を養いたい方
楽譜の読み方
インヴェンションやシンフォニアをはじめ
平均律をもう一度勉強したい方をはじめ
バロック演奏のタッチ
指導法 など
様々なニーズに対応しています。

またPTNA登録のセミナー講師としても活動しています。
セミナーに関するご相談もお気軽にお寄せください。
↓  ↓