難しいところを急いで弾きたくなるのは、焦りと呼吸の乱れから

チェンバロ・ピアノ奏者 水野直子です

練馬区・桜台・氷川台・早宮・平和台 
水野直子ピアノ・チェンバロ教室のブログ
へようこそ

 


今日は「ああ、ここ、難しいな〜〜」と
あなたが思っている箇所は
もしかしたら、
あなた自身が難しくしているかもしれないよ、という話をします。

 

これは自分が生徒だった
子供時代を振り返ってみても
同じことが言えるし、
プロになった今の自分にも起こりうることです。
でも、その対処法を知っているから
舞台には出していない(・・・と信じたいですが!)

 

弾きづらいところというのは、
大抵の場合、指や体の技術的な問題です。

その曲のテンポが概して速い、という場合もあれば、
速いパッセージの、この形になると弾けなくなる、
ということがあります。

 

私も、いやというほど経験してきました。

 

そして、難しい箇所は、
とにかくたくさん練習してきました。


でもその後、いざ、曲を通し弾きする段階にきて、
さぁ、いよいよその箇所を弾くよ、
という場面になると


「ここは難しいんだよね!」
「間違えないようにしなきゃ」

と、気持ち出てきて焦り、
自分で思っている以上に
ものすごく速く弾いてしまっているのです。

 

そして、やっぱりできなくて、
「あ〜、できなかった〜〜」としょぼ〜〜ん、となる・・・

 

 

あなたのその気持ち、
いた〜〜〜いほど、分かります!!

 

 

 

そうなったときはまず、
自分の演奏を客観的に聴いてみてね。

 

 

今は、スマフォで、ビデオが楽々撮れる時代ですから、
自分が速く弾いていないか確認してみよう。

 

ほとんどの場合、弾けないという気持ちが勝って
速く弾こうとしているはずです。
そして指がもつれ、自滅の坂をコロコロと・・・

 

苦手なところほど、
ゆっくり弾きましょう。

そして、呼吸をしましょう。

 

 

 

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