大人になってから始めるピアノレッスンには

  • 子どもの頃に習っていた方
  • 初めてピアノを習う方

のふた通りの方がいらっしゃいます。
どちらも「余暇を豊かに過ごしたい」という、自分自身の幸せのためにピアノを選ぶ方々です。
そして大人になってからも「ピアノが弾きたい」という気持ちがわくということは、あなたは真のピアノ好き!

私自身も、当たり前ですがピアノが好きだからこそ、45年以上もピアノを弾いています。
レッスンを通じて、ピアノが好きな方とともに過ごせる時間はうれしく、とても大切な時間になっています。

子どものレッスンと大人のレッスンの違い

お問い合わせで、ほとんどの方から一番初めに尋ねられるのが「趣味ですが、習えますか」です。

もちろんです!ピアノを勉強することに、趣味もプロもありません。
そして大人だからこその楽しみ方があります。

というのも、子どものレッスンでは基礎を大切に ー 例えば家を作る時に土台を作るように、基礎工事、枠組みなどの設計を立てて、育てていかなければなりませんが、子どもの頃に習ったことがある方は、家の土台作りも大切ですが、何よりも「楽しむ」ことが大切なので、体型的なメソッドに固執せず、好きな曲や憧れの曲を弾きながら、レベルアップをしていくことを大切にしています。
子どもが家づくりだとしたら、大人は部屋のリフォーム、という感覚でしょうか。

レッスン室

弾きたい曲でレッスン

現在、アカデミーには20代から70代の女性の方が通われています。

仕事をされている方、子育て中の方、仕事をリタイアされた方、など、環境はさまざまですが、共通していることは、「好きな曲を弾くこと」です。
好きな曲は、子どもの頃に弾きたかった曲、大人になってから弾きたくなった曲、もう一度学び直したい曲、などさまざまです。

  • エリーゼのために
  • 子犬のワルツなどのショパンのワルツ
  • ブルクミュラー
  • 乙女の祈り
  • ショパンのノクターン
  • 愛の夢第3番 
  • 月の光

などのほか、当アカデミーならではのバッハのインヴェンションの学び直しなど、幅広く楽しまれています。

バッハが合格した方は、ご褒美としてチェンバロにもチャレンジ可能にもしているのですが、それがとても人気なのです。

また楽しく学ぶうちに、テクニックの勉強にも興味を持ち、

  • ハノン
  • チェルニー

を並行して自主的に練習する方もいらっしゃいます。

ハノンやチェルニーと聞いて、敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、最近は「もっと気楽にピアノに親しめるように」というコンセプトのもとに、短い時間で学べる教本がたくさん出版されてきているので、心配されないでください。
お一人お一人にあった教本をご紹介します。どうぞお気軽にご相談ください。

 
 

ピアノはいつでもはじめられます

2020年から、プラチナエイジ、シルバーエイジの女性からのお問い合わせを多くいただくようになりました。

この理由に、全員の方が口をそろえて、「こんな世の中だから、やりたいことを諦めずにやりたい」とおっしゃいます。
東日本大震災をはじめ、新型コロナウィルスによって私たちの生活環境は予期せず変わりました。
命について深く考えることも増えました。

そして子育てや仕事をリタイアした今、自分のために生きたいという気持ちに気づいたそうです。

「自分のために生きる」というのは、簡単なようで案外難しかったりします。

家庭や仕事があれば、一日があっという間です。
だからこそ、意識をして自分のために時間をとり、頑張っている自分を、幸せにする時間が必要ではないでしょうか。

実は、私は日々
「人生は一度きり。やりたいことをやりつくそう」
という気持ちを持って、いろいろなことにチャレンジをしています。

一つづつやりたかったことが実現してく時の、充実感たるや、本当に嬉しいものです。
自分の願いを叶えていくことは、自分を大切にするということです。
自分を大切にすると、周りにも優しくなりますね。


ピアノを弾くことで、多くの方に幸せになってほしい、と願っています。

女性限定のピアノサロンとして

私のスタジオは、大人の方には、女性限定のサロンとしてオープンしています。
(男性の方には、男性講師のご紹介をさせていただきます)


なぜなら、私は輝く女性を応援したいからです。
現在、日本でもジェンダーギャップを無くそうとする動きが出てきましたが、そうはいっても、家事や育児の負担はいまだ女性への負担の方が大きいです。
家事は毎日のことです、その上に、働くママも多くなりました。

でも、だからと言って、女性がやりたいことをやれないのは、悲しいことです。


忙しい方こそ、輝いていて欲しい ———— 家事、育児、そして仕事とは全く関係のない、「自分のため」だけの時間をとって、リフレッシュをしていただきたいと思っています。