ガヴォットについて
ガヴォットについて、小さなリールを作りました。
私のごく簡単なナレーション文です↓
ガヴォットは、フランスのブルターニュ地方に起源を持つ民族舞踊です。
元々は庶民の間で男女のカップルによって踊られていましたが、その魅力がフランス宮廷にも伝わると、洗練された優雅さを加え、16世紀後期から18世紀後期にかけて宮廷舞踏としても広く愛されるようになりました。
現在も、南フランスでは街の踊りとして、その親しみやすいルーツを垣間見ることができます。
音楽的な特徴としては 2拍子系の速いテンポ。
1拍に一脈、です。
リズムとしては、4分音符1つと、8分音符2つのリズムが、ガヴォットの特徴的なリズムといえます。
これはダクティルリズム、いうものです。
18世紀の音楽評論家マッテゾンは、ガヴォットを「勝ち誇った喜びを表現している」と述べています。
また、ガヴォットは牧歌風の踊りであると考えられていたので、同じく牧歌的な性格を持つ「ミュゼット」と組み合わせて演奏されることもあります。
バッハの「イギリス組曲」や「フランス組曲」にも、その形を見ることができますね!
探してみてね。それではまた!