弥生、楽しく過ごす。
来年度からの事を思うと目眩を覚えるスケジュールなのですが、好きなことで忙しいのだからこんなに幸せなことはない。
少し時間が取れそうな3月は、充電を兼ねて気持ちをゆっくり持って、楽器を弾く時間を作ってあまり外出しないようにしよう、と思っていたのだけど、そうはいかないようです。
あっちこっちへバタバタ・・・
そんな中、武蔵音時代の同級生でイタリアになが〜く住んでいるおりえちゃんが、テノール歌手の旦那様・コスタンツォ氏&コレペティ・カタラノット氏と共にマスタークラスのため帰国。
おりえちゃんご夫婦とは17年前はコモにて、そして15年前はシチリアでお世話になったのだけど、それ以来会えず・・・やっと会えました、嬉しかった!!
先週の土曜日に同級生たちが集まり、たくさんお話ししました。
ブログで美穂ちゃんと三浦君は何度か登場しているので分かりますね。
おりえちゃんは三浦君の横です。すっかりイタリア人☆
私は無理矢理に「通訳しといて!」とイタリア人の間に放り込まれ「直ちゃんが、イタリア語喋ってる・・・」とニヤニヤ顔で観察されていました。そうか〜、あの頃は全然話せなかったもんね。
とはいえ私も帰国して6年経ちましたから、在伊中に比べると大分腐れているのではないかと思っていましたが、まあ何とか。
最後は人数も増え、そして大分崩れてきました。。。その様子はあまりにも無惨なので写真はお見せできません(汗)
最後は同級生全員で。
大学後は皆それぞれ違う道に・・・もちろん歌手としてず〜っと頑張っている子もいれば、一旦就職したものの、やはり音楽の世界に戻ってきた子、大手航空会社のCAになった子、音楽事務所を立ち上げた子、一般企業で大成功を修めている子、レコード会社の第一線で活躍している子。。。全員の活躍する姿を見て、刺激になりました。
翌日は私の大好きな門下の先輩、敦子先輩のコンサートへ。
敦子先輩はピアノ科のご出身ながら歌にも秀で、今回はホフマン物語の超絶技巧「人形の歌」でコケティッシュな演技とともに楽しませて下さいました。ブラーヴァ!
その後は二人で急いで門下会へ。武蔵音の江古田校舎は4月から取り壊して数年後に新校舎ができます。今回の門下会は江古田校舎を懐かしむために、多くの先輩方・後輩たちが参加して賑やかな会となっていました。
音大は「師」を中心として強い団結力で結ばれます。一般大学には無い結束力は、学生生活4年間にバイトなどする時間の余裕もなく、練習に明け暮れて、それでも師に怒られて怒られて・・・と辛かった日々を共に乗り越えてきた仲間意識がそうさせるのかもしれません。
どんな過去も、今思えば、全ては今の自分を作った物だから「幸せだった」と思えるような生き方を、次の未来へ向かって進みたいですね。