ピアノ初心者がついついしがちな間違った練習法 3選

こんにちは 水野直子です。

久しぶりに教室のインスタを投稿をしました。
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お題は
●ピアノ初心者がついついしがちな間違った練習法 3選

インスタなのでデザインも頑張ってみた(疲)

プロが「ピアノを弾く」前に必ずやっていることがあります。
それは、拍子と調整のチェック。
何分の何拍子なのか、フラットやシャープがいくつあるのかを
頭に入れておくことが大事です。

言葉で例えると
「柿」なのか「下記」なのか
「橋」なのか「箸」なのか、
拍子の取り方(=リズムや音価とも関連)によって
音楽の語彙が変わってきます。

それから調性の把握も必須。
譜読みをするたびに、
「あ、ここはフラットだった、こっちはシャープだった」
と毎回間違えて弾きなおして、を繰り返すと
それが癖になっちゃって、
それをいちいち思い出しながら練習するから、時間のロスになっちゃいます。

初心者の方で、特に大人の方は
「好きな曲を弾きたい!」っていう方が多いと思うので
最初にここを頭に入れ込みましょう。

お子さんの場合は、
少しずつシャープやフラットを追加していくので
そこはあまり心配しなくてもいいですよ。

ではここから3つ、いってみよ〜!

最初から最後まで通したい

間違ったら最初に戻って、
そしてまた間違って、
また最初に戻る・・・ああ、無限のループにはまる・・・
そんな経験はありませんか?

これは、ブッブー❌な練習法です。

間違ったら、間違ったところを徹底的にさらいまくる!
そのさらい方も、ただ闇雲に弾けばいいだけではないのです。
指の運び方が悪いのか、筋肉がこわばってないか、
目が指についていっていないか・・など
あらゆる角度で洞察することが必要。

自己判断できない時は、
必ずプロに指導を仰いでくださいね。


指番号を守っていない

指番号は、ピアノ初心者にとっては命綱くらい大切なものです。。
一つ指番号を間違えるだけで、鍵盤から指が転げ落ち、
スムーズに弾けなくなるのがピアノです。

だから必ず指番号を守りましょう。

楽譜の中に書かれた指番号は
世界的なピアニストや、
その道のプロのつけたものも多くあります。
プロの技を盗んでやるぞ、くらいの気持ちで向き合ってみましょう。

しかし、「そうはいっても・・」という方。
あなたの指番号が目に入らない原因を2つ挙げてみるので
参考にしてください。


一つ目は
視野が狭くなって、音符しか目に入らなくなっているということ。
姿勢はまっすぐですか?
車や自転車を運転するときのように考えてみてください。
前は見ているけれど、
周りも気にしていますよね。
ピアノの演奏も、音符をを見ているけれど
周りを見ている、という感覚で練習すると
指番号も見えてきます。
試してみてくださいね。


二つ目は、自分にとって動かせやすい指だけで弾こうとするから、です。
指番号は、無駄な動きをなくすための大切なツールです。
弾くにくい指番号だなと感じたら、
指が弱い証拠でもあります。
あえて弾きにくい指で練習して、その指を強くしていきましょう。

でも無理は禁物です。
適切な動きは指導者に指示を仰いでくださいね。

曲の途中でテンポが変わる

これも初心者さんあるあるなのですが、
弾けるところはどんどん速くなって、
難しくなった途端にテンポがゆっくりになっていませんか?

弾けるところって、有名メロディラインだったりするので
弾いていて楽しいですよね。

しかし、有名メロディラインよりも、
難しいところが弾けてこそ!です。

NG1とNG2の練習法を守りながら、
速度の一貫性を持たせましょう。

難しいところに、あえてテンポを定めて
自制した演奏の方が
安定して、
玄人感も出てきますよ。

ということで
今回は、初心者がついついしがちな間違った練習法3選でした。

この投稿が、どなたかのお役に立てると嬉しいです。
ではでは!

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