アゲハ蝶の乳児園

今年初めて、レモンの木にアゲハ蝶が卵を産みました。

8月、庭に水やりをしていたら、アゲハ蝶やトンボがどこからともなく飛んできて、わずかに溜まった水をゴクゴクと飲んでいました。
https://www.threads.com/@mizunonaoko.lesson/post/DNcp4fRS_XQ?xmt=AQF07DMkjSFYS1sQcPckVCXq_3LA0BEroJyi5wl3nuBAIw

それ以来、朝夕の水やりのほかに、一番日差しが強い午後2時は、地面に打ち水をするようになりました。

そうしたら本当に感心するのですが、その時間になるとアハ蝶だけではなく紋黄蝶や紋白蝶まで来るようになっていました。

10月になると、いつの間にかレモンの木に、小さな鳥のフンのような芋虫を発見。「きっとあの時の子が卵を産んだんだ!」と嬉しくなって、毎日観察していました。

どこにいるか探してみてね

初期は6匹。レモン乳児園と呼んで、朝昼晩、観察。

シャクシャクと音を立てながらレモンの葉を食べている姿を見て、レモンに、「悪いけれどちょっとだけ我慢してね」と話しかけたり。

脱皮を繰り返して、しっかり逞しくなった姿に、いいぞ!頑張れ!なんて言っていると、、、あれ?一番太っていた子がいつの間にかいなくなっている・・

残っているのは、まだ小さい子ばかり。

ああ、美味しそうに太っていたから鳥にでも食べられたのかしら、と悲しい気持ちになりました。

蛹にならせてあげられなくて、ごめん・・・

なんて思いながら「アゲハ蝶 蛹」で検索してみると、なんと、アゲハ蝶の幼虫は、蛹になるときに自ら木から飛び降りて(ボットン、と!)、安全なところへ身を隠して蛹になる、ということを知りました。

途端に、今までの気持ちが一転、きっとどこかで蛹になっているのかな、とホッとしました。

10月中旬、最後の1匹を送り出して、初のレモン乳児園はおしまいです。

すっかり若葉を食べられましたが、来年はこのレモンももっと育っていると思うので、またどうぞ、という気持ちです。