イタリアの思い出のパン
このところ、バタバタとしていて
なかなか満足に、食事の時間も取れていません。
そうしたら、今度は疲れてダウン。
金曜日は1日寝ていました。
夕方頃に、少し回復したので
日頃の不摂生を払拭したくなり
パンを焼きました。
食いしん坊なので、切り取ってしまった写真でごめんなさい。
このパンは、小麦粉に北海道の「春よ恋」を使い
黒オリーブと
年末にイタリアで調達してきた
ドライトマトを使っています。
天然酵母で作っているので、
バターや牛乳は使っていません。
私は、肉製品が得意でないので、このパンは助かっています。
イタリアのパンは、日本のパンのようにふわふわしていません。
塩気もないものがほとんどで
噛めば噛むほど、小麦の味がします。
塩は、ものを交換する今の硬貨と同じ役割をしていたので、高価だったんですね。
そんな高価なものを、おいそれと使えない、ということの名残なのでしょう。
でも、イタリアに住んでいると、
不思議なもので、このパンが美味しくなるんです。
そうそう、
イタリアではパスタを食べながら
パンも食べます。
このスタイルに慣れると、
パスタにパンが付いていないのが、物足りなくなります。
あ、そうそう、これも補足。
パスタにスプーンを添えて食べてはいけませんよ。
そんな食べ方をしていいのは、
3歳児まで。
大人がパスタをフォークとスプーンで食べたものなら、
赤ん坊かと大笑いされますよ。
イタリア史に興味のある方は、
池上俊一先生のこの本を読んでみるといいかと思います。
池上先生には東京大学で勉強中、と〜ってもお世話になりました。
以来、ず〜〜っとず〜〜〜っと、
憧れで尊敬しています。
詳しくはこちらでご紹介しています