9/6 「バロック音楽の読み方」セミナー終了しました
こんにちは
水野直子です。
今週月曜日、ピアノの先生へ向けた
「バロック音楽の読み方」のセミナーを開催しました。
バロック音楽は「好きだけど・・・」
「あっているかどうかわからないし・・」
「子どもの頃に、いきなりインヴェンションを渡されて弾けなかった時のトラウマが根深い」
「苦手」
「いつも何となく、で弾いている」などなど
これまで、バロック音楽について
さまざまなお話を聞いてきました。
また「楽譜も作ってください」といったリクエストもたくさんいただきます。
楽譜の出版は、私にとって、
是非やりたいことなのですが
まだどのように出版したら良いのかよくわからないので
目処は立っていません。
50代でいつかは、と思っているところです。
スケジュール的に、今ならできる!と思い、
基本のエッセンスをぎゅっと凝縮したセミナーを
自主開催することにしました。
大きく宣伝のようにお知らせをすると
zoomで繋がれる今、
50人、60人と一度に集まれますが、
そうするとお一人ずつの反応が見られずに、
どこに疑問をお持ちなのかが
こちらがわからないまま進んで、
情報がきちんと伝わらない可能性もあると考えて、
お知らせはごく小さなつぶやきのように
ひっそりと書きました。
それが数時間で満席になり
(バロックに興味を持ってくださり、ありがとうございます)
2回増席させていただきました。
さて。
バロック音楽を現代の私たちが演奏する際、なぜこんなにも難しく感じるのでしょう。
その理由はいくつかありますが
なかでも、「楽譜のなかの情報が、他の時代に比べて、圧倒的に少ない」ということが大き理由となっています。
今回は実際に、バロック奏者がどんな視点で
その情報量の少ない楽譜を読み込んでいくのかについて
切り込んでお話ししました。
拍子の取り方、曲の性格のとらえかた、伝統的な演奏法(だけど、楽譜には書かれていないもの)など。
↓感想もたくさん、ありがとうございました
- バロックのセミナーで、こんなに分かりやすくあっという間に時間が過ぎたのは初めてです。本当に幸せな気持ちになりました。またぜひ受講させてください
- わからなかった原点が明確になり、なぜわからなかったのか、どうのようにすれば良いか、とっても勉強になりました
- こんなによくしていただいて・・本当にありがとうございます
- 毎回充実していて、今回も必死のあっという間の2時間でした
- フレーズの最後の音について、響きの方向のお話や、息継ぎの仕方を細かく具体的に教えていいただけて、レッスンをしていても、いつも悩んでいたので大変勉強になりました
- アーティキュレーションはまだまだ一人では難しいですが、拍感については少しずつ慣れてきたように思います
- レジュメもわかりやすくて、感激です
- 調の性格について、言語化してくださり、ありがとうございます!生徒にどう伝えらばいいのか、私の語彙力の無猪が原因ですが、これかのレッスンにすぐに役立ちそうです
- 苦手なバロックを苦手と言えず、ずっと悩んでいたのですが、直子先生の講座だから思い切って申し込みしました。
次回は、いよいよ、あの楽譜(プレ何ちゃら、ね)を
当時の様式に戻したらこうなるよ、というお話を
文献の裏付けを取りながらお話しする予定です。
ただ、ちょっと今めっちゃんこ忙しいから、
来月かなぁ〜。
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