コンクールアドヴァイスのお申し込みが増えてきています
早い時期では5月から始まる、甲子園的な位置付けの某コンクールの課題曲説明会が、毎年月初めにありますが、それからはうちもバタバタし始めます。
バロック時代の鍵盤楽器は、ピアノではなくチェンバロだったわけだけれど、そうだからといって、ピアノしか弾いていないピアノ講師に
「チェンバロのような音色で」
「バロックタッチで」
と言う説明をしても、言われた講師としては、そもそもチェンバロを弾いたことがないわけだから、そんなこと言われたって想像もつかないし、そもそも生徒もチェンバロを知らないし・・・はてさて・・・というのが、先生方の本音みたい。
そりゃそうだ。
うちには、そんな悩める講師さんたちから、FacebookやLINEからじゃんじゃんメッセージが届きます。
そんな話を聞くと、ずいぶん雑な講義をするなぁ、と言う印象を受けます。
そういうことを言うならば、チェンバロを会場に運んで「演奏を聞かせる」くらいして欲しいもの。
まぁ、講演している講師が本当にチェンバロをじっくり勉強しているのか、といえば、そうではないのですから、それもできないか。
もしそうなら、チェンバロでソロ演奏活動もしているよ、って話。
そもそも、ピアノが弾けたらチェンバロも弾けるのか、というとそんなことは全くないですよ。
チェンバロの世界はそんなに甘くないのだ〜。
そういうわけで、勉強熱心な先生方は、コロナももう気にすることなく、どんどんレッスンにいらっしゃっています。特に一番脂の乗っている30代後半から40代の、ピアノ教室を大切に育んでいる先生方のエネルギーはすごい。
4月の日曜日は、すべて満席となりました。
平日の午前中はまだ空いている日もあります。
予約はお早めにしてくださいね、水野の体は一つなので〜。