トリルのタッチについて
今日はトリルのタッチについて。
ピアノを勉強している私たちは、当然のことながら、ピアノが生まれてから作られていったタッチで教育を受けていいます。
トリルに関していえば、手首を左右に揺らしながらトリルをするものが、それです。
しかしその技術でバロック音楽のトリルを弾くと、音がにじんで、ボテボテと重くなります。
このトリルは、もともとトリルが苦手な人にとっては有効ですが、繊細でクリアな音を出さなければならないバロック音楽にははっきりで不向きです。
ではどうやって弾くのか?と言うと、何度も言うようにやはり指なんです。
今日はその手首と指のトリルの違いについて、計りを使いながら、その違いが視覚的に見えるようにリールを作ってみました。
トリルに悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしていただきたいです。