バッハコンクールの前に チェンバロを触ろう
チェンバロ・ピアノ奏者 水野直子です。
今年も日本バッハコンクールの季節が巡ってきました。
9/1からエントリー開始です。
教室では、
外部生さんが夏休みを利用した
チェンバロレッスンのお申し込みが多数あり
この夏は10時間レッスンが続きました。
もともとの指導者の先生からの直接のご紹介や、
指導者の先生から「機会があればチェンバロを触ってみるといいと思います」
というアドヴァイスをいただいて
自力で当教室に辿り着いた方、
ご自分の生徒さんの指導のためのレッスンなど、
暑い夏や台風をうまくかわしながら
多くの方にお越しいただきました。
今回はチェンバロに断弦が続き・・・
新しく張った先から
次々と断弦を繰り返す・・・
受講生さんたちにはご迷惑をおかけしました。
レッスン室は、同じ気温・湿度を保っていますが
お天気が不安定だと、
図らずもこうしたトラブルが起きてしまいます。
今日も台風の影響で1日雨。そして肌寒いお天気。
明日は逆に暑さが戻ってくるという予報です。
こう断弦が続くと
切れてしまっている弦を張り替えるタイミングを計りかねます。
(弦は自分で張り替えます)
さて、肝心のレッスンですが
今回は以下のような質問が出てきました。
- チェンバロのタッチ
- チェンバロのタッチをピアノに生かせるか
- 強弱のつけ方
- どの版を使うのがベストか
- チェンバロの構造
- 装飾音がある版とない版があるのはなぜか
他にも
- 手が小さい
- 手首が固い
といった身体的な悩みについてのご相談もありました。
その他、受講された方全員のモチベーションで印象的・・と言いますか、
嬉しかったのは
「コンクールで良い成績をおさめることが目的でなく、
コンクールを一つの目標にして、最終的に音楽を深く勉強していきたい」という方ばかりだったということでした。
真摯に勉強を続けていくと、その人にしか成しえない将来がある、と思います。
応援しています!
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