ピアノ講師 バロックお茶会  

チェンバロ・ピアノ奏者 水野直子です。

 

9/10 ピアノの先生方とのお茶会を開催しました。

「チェンバロを弾いています」

とお話しすると、

必ずと言っていいほど

「私にはバロックって難しくて!」や

「苦手・・・」という声が上がります。

 

その気持ち、とってもわかります。

私もそうでしたし、今もまだまだ勉強を続けています。

 

でもどうしてバロックって難しく感じるのでしょうか。

 

バロックを演奏する難しさは様々だと思いますが、

一つには

楽譜に情報が少ない、

ということが挙げられると思います。

 

そこには、当時の《習慣》だったために

書く必要がなかったり、

あるいは楽曲が一般大衆のためではなく

作曲家と弟子という、

いわば徒弟制度によって楽曲が直に伝承されるため

わざわざ書く必要がなかった、

また

奏者にある程度の自由が委ねられていた・・

など

どうやらいくつかの理由があるようです。

では現代の私たちがそれを読み解くにはどうすれば良いのでしょうか。

そのためには 当時の本を読むことが

その解決の助けになることではないかな、と思います。

ここ20年で日本語に訳される本が増えました。

私もその恩恵にあやかっています。

 

弾くだけではわからないことは、読むこと、見ることで補う。

《良い趣味》を得るためには

文学

美術 など

他芸術からの力を借りて、目や心を育てることが大切かと

偉そうですが

そう思って

演奏会のない時期には特に意識して充電します。

 

バロックが好きだけど、この弾き方でいいのか自信がない・・・

そういうピアノの先生に

そうした情報をシェアできたら・・・

と思い開催したのがこのたびのお茶会です。

ご参加の先生方から
とても楽しかった、いうお声をいただきましたので

今後は
【バロック倶楽部】と名前を変更して
活動を続けていきたいと思います。

 

一回の倶楽部活動は3〜5名までの少人数で

・気楽に

でも

・真面目に

お互いの活動を尊重しながら

バロックの情報をシェアできたら嬉しいです。

 

ご参加の先生方のリクエスト【チェンバロを触ってみよう会】も思案中です。

 

次回のバロック倶楽部は

・10月は29日or31日

・11月は29日を予定しています。

どうぞお気軽にお声がけください。

 

今回は第1回目の特別記念として

メルマガで執筆中のマッテゾンの調性格論についての概略を表にしてプレゼントしました。

マッテゾンの調性格論概略表をご希望の方は下記フォームよりご連絡ください。

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■ 月三回(年間36回) レギュラーレッスン

対象年齢 年中〜中学生 15時〜19時半(曜日と時間は固定)

空き枠
火曜 15:45〜16:15、17:15〜19:00
水曜 16:00〜17:30
木曜 15:00〜16:00、17:45〜19:00

*お盆とお正月休みを除き、基本的に第1、2、3週がレッスン週となります。演奏会やセミナーなど、講師の都合によるお休みはすべて振替させていただきます。
*発表会(1年〜1年半に一度)やミニコンサートはレッスン回数に含みません。
*月4回目以降のレッスンは、30分/3,000円、45分/4,000円で受講可能です。

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