春のお出かけ ブリューゲル展
今年に入り、東京には素敵な絵画展が多く、
週末になるとお出かけしていました。
2/18はブリューゲル展 画家一族150年の系譜へ行きました。
充実した内容はもちろんのこと、
撮影許可の出ているスペースもあったり、
思わぬ絵画に出会えたり、と
嬉しさが何倍にも増した1日でした。
ブリューゲル一族には代表する画家が4人いるそうです。
ピーテル1世
ピーテル2世(ピーテルの長男)
ヤン1世(ピーテルの次男)
ヤン2世(ヤンの息子)
去年、花咲く庭園のコンサートで使用した絵画は
そのうちの一人、花の画家とも呼ばれる
ヤン1世のものでした。
ブリューゲルの活躍したフランドル地方は、
チェンバロ製作でも有名な地域で、
チェンバロの響板には
ブリューゲルたちも描いた
美しい花たちを見ることができます。
その響板に、時々チェック柄の
チューリップ(誤:フリチラリアだそうです2020.10.21追記)が描かれることもあるのですが
なんと今回、撮影許可のフロアにチェック柄のチューリップ(誤 フリチラリア)を発見。
タイトルは《ガラスの花瓶に入った花束》
真ん中にいます。
他にも溢れんばかりの花々が。
日本初公開となる圧巻のプライベート・コレクションや
たくさんのお花に癒されて、
満ち足りた思いで帰路につきました。
実はまだここではお話ししていませんでしたが、
去年10/22の『花咲く庭園』の続編が決まりました。
7/26 です。
タイトルは『花咲く庭園II 〜 神と人の物語 〜』です。
今回のチラシも、前回同様ヤン・ブリューゲルです。
4月中旬頃には完成すると思います。
今回は所有美術館と直接のやりとりをして、素晴らしい絵画の使用を認められました。
そしてこちらの公演は、奈良での演奏させていただけることになりました。
詳細は後日発表いたします。
まずは7/26(木)、近江楽堂でお会いいたしましょう!