バッハをうまくなりたければ
バッハをうまくなりたければ
ぜひやっていただきたいことがあります。
それは「バッハ以外の曲を勉強すること」です。
「バッハを弾きたいのに、どうして?」と
思われるかもしれませんが、
バッハがバッハの曲を作曲するまでには
バッハも他の・・・つまり先達の傑作を勉強しているわけです。
そのベースがあって
バッハは作曲していったわけですから、
是非是非、バッハ好きの皆様には
バッハがたどった道を歩んでいただいて
バッハと先達の共通項や差異を見つけながら
曲の理解を深めていってほしいと思います。
またバッハは同時代の作曲家にも
大きな影響を受けています。
特にイタリアの作曲家、
Vivaldiのヴァイオリン協奏曲は是非聞いてほしいですね。
イタリア協奏曲はもちろん
イギリス組曲のプレリュードにも
その影響が見られます。
バッハ、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲を
チェンバロ独奏曲に編曲もしていますから
そうした曲を弾くのも良いでしょう。
(BWV 972-977)
インスタで少し、話しているので
お時間ありましたらお聞きください♪
真面目な話、
実際に
学術的な研究をするときは、
比較対象を見つけて研究をしていくことも多いです。
私たちも、ただ弾いて、楽しい、から
理解する、というところへ到達するためには
こうしたアプローチが必要ではないでしょうか。