お見舞い申し上げます

突然の自然災害が起こりました。

被災地の能登半島で多くの方々が辛い思いをされていることを知り、胸が痛みます。

新しい年を希望に向かって歩もうとしていた矢先に、予想もしなかった試練に立ち向かう皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

ピアノにも地震対策を

書こうかどうか迷いましたが・・・ピアノの地震対策を書くことにします。

今回、関東では少し揺れた程度で済みましたが、関東にもいずれくるかもしれない、と長年言われ続けられていますから。


ピアノはアップライトで194kgから278kg、体重80キロの成人男性の約3人分の重さです。
グランドピアノでは261kgから415kg大きさによって幅があります。
(以上ヤマハHPより抜粋)

ピアノの足には、その重い重量でも自由に動かすことができるようにキャスターが付いています。

ですからそのキャスターをしっかり止める、専用のインシュレーター(プラスチックやゴム製のお皿)を必ず使いましょう。

左はKAWAI、右はBECHSTEIN

ピアノを設置する場所は、壁や大きな家具から離れ、転倒の危険が少ない場所を選ぶように心掛けましょう。

地震対策は、楽器を守るだけでなく、安全面でも重要です。

地震がきてもピアノの下に潜ったりしないように。
ピアノが破損して、そのピアノが上から崩れてきたら・・・考えるだけでも恐ろしいです。

またピアノの上に楽譜や物を置かないようにしましょう。
日常的に、ピアノの上がディスプレイの場所になっていたり、ぬいぐるみがいっぱい置いてあったりする写真を見かけることもあります。
たとえ軽い物であっても、ピアノの上のものが運悪く足元に落ちたためにつまずいて、顔をピアノで打って歯が欠けた・・という言う話を聞いたことがあります。

楽譜の保管は、本棚に

楽譜をピアノの上に、平たく重ねた状態で置いていませんか?

バサバサと落ちてくる本類はとても危ないです。
是非、床に置いている本棚の中に収納してくださいね。

ピアノを安全な場所設置し、避難する場合の動線を考えながら、部屋を片付けておきましょう。

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