トークコンサート 終演
初めてのモダンチェンバロのコンサートが終焉しました。
和気藹々、笑顔満開の写真です。
(私の靴がスニーカーなのは、演奏後にパンプスから履き替えたから)
小西とも子先生(写真後方左)が橘亜由美先生(とも子先生のお隣)へ繋いでくださり、こうして演奏させていただく機会をいただきました。
松木さんのピアノへ向ける愛情と情熱が、しっかりとモダンチェンバロにも注がれて、美しく蘇りました。
修復というのは、元の姿を尊重しながら、次世代へ繋げるための工夫をして楽器に命を再び吹き込む、そしてその楽器によって幸せになる人を増やしていく愛の作業だと思っています。
演奏も同じです。
作曲家には、こんなに素晴らしい曲を残してくださってありがとう、という気持ちと、その曲を我流に曲げないで次へつなぐ責任を感じます。
お客様には、命の時間を使って足を運んで聴いてくださるのですから、感謝の気持ちでいっぱいです。
(その感謝は芸術作品を演奏することで表現しているつもりです)
ありがとうございました。
当日のプログラム以外にも(調子に乗って?!)付け加えた曲があったので、全曲目をブログに残しておきます。
J. S. バッハ ゴールドベルク変奏曲より アリア
インヴェンション 1、13、11
シンフォニア 11
F. クープラン 百合の花開く
羽虫
ダカン カッコー
ラモー ミューズたちの語らい
D. スカルラッティ K. 63、 K. 1、K. 492
終演後に
- 涙が出てきました
- 近くで見ることができたので、指ペダルがよくわかりました
- 肘が全然動いていないのでびっくりしました
- 先生が手首のことをおっしゃる意味がよくわかりました
- 本当にペダルがないのに、あんなに音が繋がるのですね
- キリストの復活の日に、こんなお話が聞けるなんて感動しました
など、たくさんの嬉しいご感想をいただきました。
こちらこそ、ありがとうございました!
松木さんの工房で、こちらのチェンバロは試弾させていただけるそうです。
外国産ピアノの展示もたくさんあるので、そちらも見せていただけると思います。
ピアノ修理工房
有限会社クラビアハウス
〒240-0051
横浜市保土ヶ谷区上菅田町417
フリーダイヤル 0120-832-283
電話 045-382-8322
メール info@klavierhaus.co.jp
打ち上げも楽しかったです、うふ。