アドバイスレッスンにどんなイメージを持っていますか
アドバイスレッスンを申し込まれる方は、どんなイメージを持っているのでしょうか。
例えばお医者さんのセカンドオピニオン的な位置付けでしょうか?
東京都福祉保健局のHPではセカンドオピニオンを以下のように説明しています。
セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。セカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。まず、ほかの医師に意見を聞くことがセカンドオピニオンです。
東京都福祉保健局
黄色の架線を引いたこちらの部分
「治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、ではありません。」
にご着目。
実は、30分のレッスンを選択されている場合、ピアノレッスンでは、このセカンドオピニオンくらいのことしかできないことが多いのです。
例えば、音色を変えたい
タッチを変えたい
といった場合は
私から音色の種類の紹介や
ブレスの場所までは言えるけれど
それを30分のレッスンに落とし込めるほどの時間はないと思ってください。
ご存知の通り、ピアノは何度も何度も、
繰り返して習得する必要があります。
アドヴァイスレッスンは、
より専門的な視点を持つ人から、
もっと上手く演奏するためのノウハウをもらうことですが、
だからといって
コンクール前に、アドヴァイスを1回受ければ賞に近づく、
と安易には考えるのは危険です。
生徒さんが水野へ直接連絡される場合は、
なぜアドヴァイスレッスンを水野から受けたいのか、ということを考えてみてください。
とてもひどい言い方ですが、
それは、今ついているレッスンでは満足していないから、ではないでしょうか。
そしてアドヴァイスレッスンのご依頼をくださる先生にお願いがあります。
どうぞ、ご自身の生徒さまと、是非一緒にお越しください。
水野のアドヴァイスは、レッスンの曲だけでなく、
ピアノ曲全般に活用できる知識やアイデアが凝縮されています。
その数々を是非、ご自身のレッスンの向上にお役立ていただきたく思います。