YouTube 動画100本目 講師演奏

チェンバロ・ピアノ奏者の水野直子です。

本日もブログへお越しくださりありがとうございます。

 

 

YouTubeで教室の様子を公開して2年。

100本目の動画です。

100本目は手前味噌ですが、私の演奏にしました。

iPhoneでの撮影なので

少し音割れしていますが・・

曲は
フランソワ・クープランの《百合の花開く》
F. Couperin ; Les Lis naissans
です。

この曲は、去年、チェンバロで何度も演奏させていただきました。

今回はピアノで演奏しました。

バロックのレッスンをピアノでするとき、

チェンバロで弾いたらどうなるの?と聞かれますが、

ピアノもチェンバロも、

基本的なところは全く変わらないと思っています。

でも、チェンバロをやっているから見えることもあるかな。

楽譜は1722年の初版を使用しました。

現代譜の中には、

時々、装飾記号を小音符にしたり

へんてこなスラーが付け加えられたりして、

気持ち悪い楽譜になっているのもあります。

間違えも多いです。

楽譜は、出版社によって、編集者が変わるので、

同じ曲でも、微妙に違ったりします。

こういう版を見比べながら

どの版を使おう、と考えたりする楽しさや

選択肢が増えることで、

いろんな演奏ができるかも?というワクワク感もあるかとは思いますが、

自筆譜や初版を入手しようとする熱意や読む力があれば、

周りの意見(異なる版)は周りの意見として捉え、

当時の演奏スタイルに沿いながら

自分で歩むことができるのでないかな、

なんて

偉そうに思ったりもします。

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