夏休みが終わるのが憂うつ・・小・中学生の自殺予防プロジェクトがピアノ教室にも広がりつつあります
こんにちは! ピアニスト・チェンバロ奏者の水野直子です。
練馬区《水野直子ピアノ・チェンバロ教室》のブログへのご来訪、ありがとうございます。
タイトル通り、今日はちょっと重い話になるかもしれません。
夏休みが明ける前に、メディアを通して「自殺防止」を訴えているのをご覧になっている方も多いと思います。そして年々、その声が大きくなっているのを感じています。
私も夏休みが明けるのが、本当に嫌で嫌で仕方がなかった頃があります。
それは単に、「学校で勉強をしなくてはならない」という「面倒くさい気持ち」だけではなく、対人関係に関する問題がそうさせていました。休み明けは、足取り重く、登校していたのを今でもよく覚えています。
私の場合は、その主な原因が担任教師でした。小学校高学年のことです。
今でこそ、教師による「体罰」や「いじめ」「差別」「えこひいき」などが少しずつ明らかになってきていますが、それらはまだまだ氷山の一角だと思っています。実際、今月のはじめにも、生徒さんから「先生が意地悪で嫌い!」とレッスン中に話されたことがあります。
では私が子供の頃の約40年前はどうだったかというと・・・言わずもがな、特に同世代の読者のなかには想像できる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私の育った街は、福岡県の北九州市という街です。福岡県には大きな市として、西に福岡市、北に北九州市があります。
一般に福岡と呼ぶと「福岡市」をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、北九州市は福岡市とは比べもののならないくらい、ガラが悪く、今でも奇天烈な成人式の様子がニュースになっています。そして今以上に男尊女卑で、年功序列思考、教師からのいじめや体罰を経験しました。子ども心に、この世の不条理を感じ、1日の大半を共に過ごす教師からは、圧力と恐怖を感じ、下を向いて暮らしていました。
例えば、忘れ物をしたら「ビンタ」「腿へ平手打ち」「げんこつ」がとんでくるし、テストで60点だったら教室内で立たされる(その時はさすがにやりすぎたと思ったのか、家に探りの電話を入れてきた。。鬱陶しいったらない)、机の中が汚かった生徒を、朝のクラスルームでみんなの前に立たせる、とかね(これはさすがにやられたことないですけど)。あげるときりがない。
そうそう、今でも「どこまで傲慢なんだ」と思うのは、自分の誕生日を機に、卒業するまで生徒全員に毎日日記をつけさせる、という行為を強制したんですよね。(もちろん、納得いかなくて数ヶ月書かないでいたら、他の「書かない人」と一緒に放課後呼び出されて、ゲンコツ喰らった)
「一言日記」をつける、という習慣を学ばせるのは、まぁ、百歩・・五百歩譲ってもアリかもしれませんけど(いや、No Thank Youだな、やっぱり)、それを自分の誕生日にさせる、ってね〜。。
要するにそういうナルシストな人だったんですね。
ではクラスはどうかといえば、担任の愚行で生徒同士が団結することもありましたね。でも所詮、10代そこそこの子どもですから、権威を振るう教師には全くかないませんでしたけれどね。
こんな学校をそれでも行き続けられたのは、学校が終わったらさっさと帰って、自分の世界に入り込めたから。
私の場合はそれが「ピアノ」でした。学校で嫌な気分になったら、大好きなピアノの世界に入って、弾いて弾いて・・・そうして今の自分があります。
それにピアノって不思議なもので、弾き終わると気持ちがリセットされて、嫌な気持ちも浄化されているんですよね。
学校以外に打ち込めるものがあって、救われたし、幸せだったと思います。夏休みが来るとホッとして、始まる前になると憂鬱だった時の気持ちは今でもすぐにフラッシュバックしますから。
夏休みの宿題も、家でやると学校での嫌なことを思い出すので、最後の最後までランドセルから出したくなくて、宿題は「カツオ」と「まる子」状態。
私の場合は「怠ける」というより、もっと深い部分で宿題ができなかったような気がします。
もし「うちの子、宿題が全然終わってない」と嘆いている親御さんがいたら、「勉強が面倒くさい」「休みだから遊びたい」の他に何か理由があるのかも。
その理由が生死を分けるものであった場合・・ここに現在の日本の子どもの自殺について書いた記事があります。
私が今日書いたのは対教師、でしたが、もちろん対同級生、対音楽家との「いじめ」「陰口」も経験しています。
縁あって同じ地球に、同じ時代に生まれてきたのに残念です。
この世に生まれたこと、そのものが奇跡。
奇跡を叶えた、あなたのかけがえのない命を大切に。
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