好きなことが仕事になっている幸せ
質問です。
あなたは「ピアノ講師」という職業に、どんなイメージがありますか?
10秒ほど考えてみてください。
このブログの読者は
- 子どもにピアノを習わせたい親御さん
- 自分自身のピアノ教室を探している大人の方
- プロを目指している方
- プロ(主にピアノ指導者)
がほとんどだと思います。
1. 2. 3.の方の「ピアノの先生の仕事」って、どんなイメージでしょうか。
「好きなことが仕事になって、素敵!」と思ってくださると嬉しいです。
世の中には、なんとなく大学へ行って、なんとなく就職して、という方もいらっしゃいます。
でも、その方々も、日々、好きなことを見つけて、アフターファイブや休日を楽しんでいますね。こうした方々にとっては、「仕事=お金」です。
昔、ある生徒さん(確かそのとき小学1年生だったかな?)に「あなたの将来の夢は何?」と聞いたところ、「お金をいっぱい稼ぐ仕事に就くこと」という答えが返ってきました。
私は(なるほど〜 今はそういう時代なのか〜〜・・・)と、ちょっと寂しく思ったものです。
話を戻しますね。
実は、「ピアノの先生」という職業は、世間から見ると、どうやら弱い立場にあるようです。
この場合の「弱い立場」とは、
- 音大を出たばかりの若い先生、というイメージ から始まり
- 低収入 (地方ではワンコインレッスン、もあるそうな)
- 旦那の扶養内でチョロっと働く
- 暇な時間は優雅にピアノ(ピアノは優雅では決してないです・体育会系ですよ)
- ピアノを弾くこと自体、お嬢(というイメージ)
など。
あら、ほとんど負のイメージになっちゃった。
昔、業務祈願で神社へ行ったところ(どこの神社かすぐバレちゃうかもしれませんが、もう世代交代しているようなので、書いちゃおう)、
神主の奧さんが受付にいらっしゃって「仕事は?」と聞くので、「ピアノを教えています」と言ったら「あら〜、優雅でいいわね。うちは掃除も大変で」と言われました(笑)
あと、ある私立の高校の先生に、仕事をたずねられたので、「ピアノを教えてます」と言ったら「貧乏でしょ」と言われた経験も(怒)
いやいや、貧乏なのは、あなたの周りにいる「ピアノ講師」であって、私じゃないですけど・・と思いましたが、ま、これが世の「ピアノ講師」のイメージなのかもしれませんね。
逆に言うと、そんな、旦那や実家におんぶに抱っこされたピアノ教師でも、生きていけていた時代もあったのかもしれませんね。
今は、そういう先生と、経営者として胸を張って教室を運営している先生とが、完全に二極化しています。
そして前者の先生は、どんどん時代に乗り遅れ、そればかりか、「ピアノ講師」としてのスキルも右肩下がりです。だって、生徒さんのために、努力していないのだから。
あなただったら、細々と、音大を出た時の知識だけで、「優しく」「いつもニコニコ」「楽しい」レッスンと
ピアノ指導者として「うちに来た生徒は、全員、上達させる!」と、向上心と熱意を持ちながら、真剣にピアノ教育を考えている先生のどっちを選びますか?
自営業で、好きなことを仕事にしている、ということは、お金につながる努力をしている、ということです。
努力も、好きなことのために努力をしているので、努力が苦しく思うことはありません。いくらでも努力できちゃう。
子供たちにも、好きなことが仕事になる、そんな「自分の道」を見つけて欲しいですね。
週末は、ピアノ教室の経営者間で、勉強会をしていました。写真は、8時間の勉強会後に、3人でさらに情報交換。
去年お休みをいただいた分、今年は、皆さんを、今までの2倍、3倍、ピアノで幸せにしていく!と決めています。
詳しくはこちらでご紹介しています
子供さんは練馬区氷川台、平和台、桜台、早宮、光が丘、北町、和光市、文京区、葛飾区、豊島区、千川から、
大人の方・ピアノ指導者の方はひばりヶ丘、葛飾区、世田谷区、豊洲、千葉市、宇都宮、那須塩原、大阪、愛媛県松山市、福岡市、静岡市、横浜市、鎌倉、仙台市、秋田県よりお越しいただいております。