50歳になりました。
6日に50歳になりました。
50歳になるのを楽しみに待っていた、
というと驚かれますが
本当に50代になるのを心待ちにしていました。
実は、50歳になる少し前から
体が疲れるのが早くなったり
なんとな〜く頭がぼんやりしたりすることもあって
「そろそろ、無理の効かない体になったかな」と思うことも多くなってきていました。
でもね、不思議と、
6日に50歳を迎えてから
なんだかモヤモヤが晴れて
肝が据わった感じがします。(ってまだ2日しか経ってませんが)
50代は、40代までにどう過ごしたかで
過ごし方が変わる、と聞いたことがあります。
もちろん、未来は過去と現在が作るわけですが
50代は、それまでとは違って
どんなに見た目を頑張って若く見えていても
体は変化してくるし
体が変化してくれば、働き方も変わる。
そして毎日の過ごし方ももちろん変わってくる。
だから40代までに
やりたいことがあるならば
どんどん種まきをしておくことが大切だ、と聞いたことがあります。
私は
音楽生命を長く続けるためにも
犠牲精神はやめて、
50代はとにかくもう楽しもう!と決めています。
楽しむ、のなかには
これまで仕事優先でなかなかできなかった練習時間を確保して
もっと本を読みたい、というものがあります。
特にイタリア語の文献は溜まりまくっています。
世に出す、という強い意志は全くありませんが
自分の演奏のために日本語にして、
いつでも引っ張り出せるように
頭の中の本棚も整理したいです。
そんなことを思っていたら
6日はヴェネツィアでお世話になっていた
当時音楽修辞学を教わっていた音楽学の教授から
「おめでとう!」とメッセージがきて
「わ〜、先生、私のことを覚えてくださっていたんだ〜!」とジーンとしました。
先生からいただいたレジュメもたっくさんあります。
ああ、腰を落ち着けて翻訳したい。。。
40代は時間に追われて
そうしたら「自分自身」を道具のように扱ってしまって、
レッスンをギュウギュウに入れてしまい
レッスン後に放心してソファで寝こけて気づいたら朝、ということもありました。
レッスン自体は大好きだけど
昔のようには体がついてこなくなったなぁと感じます。
昔は1日8人レッスンできたけど
今は5人が精一杯。
そんな感じです。
さて、6日は夫と
高橋薫子さん、立花敏弘さんと食事へ行きまして
ワインを楽しみました。
食事の後には
夫に花をリクエスト。
自分でいけるから、と、包装も簡易にしてもらいました。
普段は全くおねだりをしないのですが、今日くらいは良いかな、と😉
しかし、書類に「49歳」と書くのと
「50歳」と書くのは、なんだか全然気持ちが違いますね(笑)