ソルフェージュの課題添削はレッスン後に。

こんにちは 水野直子です。

当教室は、子供さんのレッスンにおいて、ピアノを「弾く」ことと並行して、ソルフェージュの勉強も大切にしています。

ソルフェージュとは、元は歌詞のないメロディをドレミの音名で歌う訓練のことを言います。
それが19世紀になって、フランスで発達して、読譜、音楽理論や和声分析、聴音、リズムなどを正確に習得し表現力を磨こう、としたものです。
(しかし、ソルフェージュの普及によって、弊害が生まれることも多々あります。
19世紀の教育がバロック音楽の理解を妨げる原因にもなっていますので、そこは柔軟に対処していかなければならないと感じています)

弾くことばかりをどんどん曲が進んでいっているとわかったつもりでも、実はわかってなくて、結局新しい曲の譜読みができないと言う事が起こるのも事実です。

大人が先に答えを教えすぎることが多いと、こうしたことが起こることがあります。

こうした理由から、当教室では、家でのサポートはピアノへ向かうようにする声かけはある程度積極的に行ってください、と申し上げていますが、技術的なところはこちらにお任せいただきたいと思います。

なぜならピアノは学校の教科のように答えが1つでは無いからです。
数学のように「1+1=2」のような普遍的な事実を述べている学問ではないんですね。

つまずいているところは、その部分だけが目につきますが、そのつまずきの原因は1つだけではないので、様々な要因を探りながらレッスンをしていく必要があるのです。

ソルフェージュの勉強は、そうした確認の作業もできるので、是非併用したいものです。

習いたての頃は、音符を読む訓練が必要ですが、そこは自宅でもワークを使ってインプットを強化していきましょう!

1冊全部終わったら、レッスン後に丸つけしますからね。

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