【動画】フレスコバルディ Balletto I, Corrente e Passacagli

今月でお別れするイタリアンチェンバロで、フレスコバルディの練習をしています。

フレスコバルディ(Girolamo Frescobaldi 1583−1653 )は、鍵盤楽器をソロ楽器として世に位置付けしたといっても過言ではないイタリアのオルガン/チェンバロの達人です。

Claude Mellanによるエングレービング(1619)

彼は当時からその名声と人気が高く、1608年にローマのカトリックの総本山サン・ピエトロ大聖堂のオルガニストに就任したさいには、その就任演奏を聴きに、なんと3万人もの聴衆がつめかけたといわれています。

フレスコバルディの演奏を、サン・ピエトロ大聖堂で聴く機会があるなら、私も、行きたい!!ってそんなの無理だけど!!

今日の動画は、フレスコバルディの《バッレットプリモ、コレンテ、パッサカーリ》です。

短い曲ですが、イタリアの音楽語法がギュッと詰め込まれています。
イタリアンチェンバロの音を生かしながらバリッと弾く、ということを目指しますが、そのバリッと具合も、そこは宮廷の音楽だったわけだから、優雅さは損いたくない。しかし軽やかさも忘れずに・・を目指しました。

古典運指での演奏です、どこが現代運指と違うか、よかったらそんなところも見てくださると嬉しいです。

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