速く弾けることが上手いのかしら?
● 今日は、ついつい速く弾いてしまう方に向けてのアドヴァイスです。
このところ 来月全国大会がある某コンクール用のレッスンが続いています。
そのなかには、他教室の生徒さんへの
アドヴァイスレッスンもさせていただくこともあります。
星の数ほどもあるピアノ教室の中から、こうして遠方よりお越しいただいて、感激です。
そして、全国大会出場権の獲得、おめでとう!
コンテスタントさんたちは
- 初参加で全国大会
- 直前に出場を決めて、ギリギリ合格
- 今年こそは、全国大会でも賞がほしい!
- 去年よりもワンランク上の賞にチャレンジ
など、様々です。
中・高生も、期末勉強に引っかかることがないようで、比較的、練習計画が練りやすい、とのことで、よかったよかった!
ではここで、ちょっとアドヴァイスを。
直前の追い込みで、焦って速くなっていないか、自分を観察してみてね。
そうなってしまう原因は、心のすっごーく奥深いところに、「速く弾けることは、うまい証拠」と考えている自分が、どこかにいます。
でもそれは間違いですよ。
速くなってしまうのは、体と心の中心軸が定まっていない時ですよ。フワフワ、漂っていて、エネルギーのない演奏です。
速いと、指だけでペラペラと弾いちゃうんです。そしてもっともっと速くなってしまい、どんどんスカスカで、説得力のない演奏になってしまいます。
速くなると、今度は「良い音」「正しい音」が出せなくなるんです。
速いパッセージやテンポの速い曲を弾く時ほど、練習ではゆっくりと、腕と手首を使いながら、鍵盤の奥まで深く、まろやかなタッチで、自分が今出している音はどんな音か、心地よい音色で弾いているか・・・など、しっかりチェックしてくださいね。
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子供さんは練馬区氷川台、平和台、桜台、早宮、光が丘、北町、和光市、池袋、文京区、葛飾区、豊島区、千川から、
大人の方・ピアノ指導者の方はひばりヶ丘、葛飾区、世田谷区、豊洲、千葉市、宇都宮、那須塩原、大阪、愛媛県松山市、福岡市、静岡市、横浜市、鎌倉、仙台市、秋田県よりお越しです。