日本バッハコンクール結果

先ごろ、日本バッハコンクールの全国大会が終わりました。

2020年の審査の際

今回はそのアドヴァイスレッスンを
秋からのセミナーを含めて
ピアノ講師さんやその生徒さんたちの
演奏をたくさん聞かせていただきました。


アドヴァイスレッスンでは、
初対面の方の演奏を聞いての
ガチンコファイト的なレッスになるので

与えられた時間内で
受講生さんの長所をいかしつつ、
本番を逆算しての改善点とその方法を
瞬時に判断することが必要になります。

なかなかハードですが、
受講生さんがどんどん変わってくださるので、
「信用して、変わろうとしてくださっているな」と、
安堵しつつ、
一方では精一杯喋ったり弾いたりしているので
洋服の下には大汗をかいております。

正直、バロックタッチの改善は、
1、2回のレッスンではなかなか厳しいです。

コンクールを通して
バロック音楽に触れてもらうことの大切さを
十分理解した上で申し上げたいのは
やはり
コンクールに通るためのレッスンはない
ということです。

「コンクールの課題曲を通して、その作品を真摯に勉強する」ことが
上達を導くものであり、
それが、
その作品を作った作曲者への敬意となるのではないでしょうか。

さて、
バロックのレッスンをしていて感じる全体の印象としては、
音価が異なるものには、
その音価の力加減やタッチがあるので、
まずはそこを押さえることが必要かな、と。

近頃、拍感について強調するコメントが目立ってきましたが
(良いことだと思っています)
拍感はそのタッチがあってこそ、出てきます。 

音価ごとのタッチを学ぶと
(イタリア語でいうtocco scioltoのタッチを基本にして作ります)
のっぺりした演奏やベタ弾きが改善され
躍動感が生まれるかと思います。

バロックは舞曲が多いので
この躍動感は必要不可欠です。

ピアノのそもそも持っている「歌う」、
否、歌いすぎる性質を逆手にとって、
「短くても艶のある音」を研究してほしいと思います。
(よく言う、響き、と言う言葉にうんざりしているので、私はあえて、艶、と言います)

先日、先行でコンペの課題曲が発表されましたね。

どれもチェンバロの、メインレパートリーとなる名曲揃いですね。
話したいことが多くて、うずうずしています。

さて、今回の結果としては、現在いただいている連絡では
金賞 5
銀賞 3
銅賞 1
奨励賞 2
との結果です。

受賞された皆さんおめでとうございます〜✨

受賞されなくても、気ににする必要はなし、です。

コンクールは、本番までの勉強の取り組み方が大切で、
賞は、そのおまけみたいなもんです。
ま、賞として形に残ると嬉しいですけどね。

昨日の自分よりも弾ける自分になっていたら、それで良いのです。

当日の演奏に悔いが残ったなら、また挑戦すればいい。
それだけです。

さて、うっかりまだ水野に結果連絡してなかったよ、な方は、
連絡してくださいね。

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