音楽的に弾くためのタッチと片手練習

今日の動画は先月のレッスン風景から。

小学5年生の女の子です。
成長期で、手が大きくなってく時期なので
体の使い方も少しずつ変えていく必要があります。

それは無意識のうちに
自分でできることもあるし
指導者側が
弾き辛そうな様子に気づいてあげることが
必要な時もあります。

こんな話があります。
簡単な鎖に繋がれて育てられていた
仔象が
大きくなってもなお
その鎖に繋がれても逃げない、と。

仔象だった頃の何倍の大きさになっているにも
かかわらず、ずっとその鎖に繋がれている、と。

これは思い込みなんですよね。
ピアノの演奏にも、もちろんその思い込みがあります。

それを自分で気づく、というのは
なかなか難しい。。。

連打は手首の動きで簡単に解決します

動画の冒頭部分、3連音譜の連打が
丁寧に弾こうとする気持ちは伝わってきていたのですが
音が平坦でした。

そこは手首をふわふわと柔らかく
イメージとしては、
蕎麦屋さんの出前バイクの後ろに取り付けられた
輸送機のバネのような感じで
手首を上下に揺らすことで
かなり改善されます。

その際、腕の重りを指先に集めることも忘れずに。

両手奏/片手奏

譜読みをするとき、あなたは両手でしますか?
それとも片手ずつ譜読みしますか?

水野はどうしているか、
というと
それは曲による、かな。

バロック音楽で、
楽譜を見て弾くことが前提の曲の場合は
はじめから両手で譜読みをすることが多いです。

はじめから両手奏で譜読みをするメリットとしては
曲の和声感が頭の中に組み立てられるので
曲の全体像がつかみやすくなる、
ということが挙げられるかと思います。

でも、練習をするにあたっては
両手ばかりで弾いていてもうまくなるかどうか、
と言われると、うーん、と腕を組みたくなります。

というのも、ピアノ練習は
全体像を掴んだら
技術的に難しいところを切り取って
練習をする必要があるからです。

例えば、もしも「ここはいつも間違えるなぁ」
という部分があれば
片手ずつ、解体をして
どの部分が苦手なのかを「精査→反復練習」を
積み重ねていくことで
両手奏で毎度つっかえて練習するよりも
早く上達していきます。

動画の彼女は、
前回に水野がアドヴァイスをした
片手練習を行ったことで
とてもスムーズに弾けるようになっていました。
そしてもちろん、この日、合格しましたよ。

皆さんも、
片手と両手の練習はバランスよく、効率よく、やりましょうね〜!

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