踊る楽譜

今出版されている楽譜に慣れていると、手原稿や、17、18世紀の銅板・木版印刷の楽譜を見ると、美しい、と感じます。

美しい、と感じるのは、今の技術によって同じ規則をなぞりながら見やすく印刷されているのでは決してなくて、そのなかに、筆の力強さや、勢いがあるから、見る側に訴えかけてくれるからではないでしょうか。

先日の、ピアノの先生方のグループレッスンで、レッスン前に、担当曲の手原稿をお渡ししたところ、

「なんて美しいのかしら」
「踊っている感じがしますね」など
先生方から笑顔がこぼれました。

レッスン時にも、かたわらにおきながら演奏される先生も。

この楽譜を見たら、のっぺりなんて弾けないでしょ〜♪

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