豊穣の象徴 葡萄の苗が仲間入りです

贔屓にしているお花屋さんから

「水野さん、
よかったら葡萄の苗はいりませんか?
持って帰られて
必要なければ
さよならしてくださって構いません」

と見せていただいた苗の、なんと美しいこと。

縁あって我が家に来ることになったのだもの、
大切に育てますとも!

葡萄の象徴性

一つの房に、多くの実のなる葡萄は
豊かさ、豊穣のシンボルとしてヨーロッパでも
大切にされてきました。


実は、私が演奏会で使っている
楽譜カバーも葡萄模様なのです。


こちらはヴェネツィアの版画店で
一目惚れをして購入しました。

以来、ヴェネツィアを訪れた際には
必ず立ち寄ります。
場所はSalute教会の裏道をアカデミア美術館を目指して
運河に沿ってひたすら歩いてください。
10分くらいかな。
Il Pavone(孔雀)というお店です。

話を戻して。

葡萄には、そのほかにも特筆すべき象徴性があります。

温暖の地に繁茂(はんも)し、
その実から作られる飲み物は栄養も高く
人間に活力を与えることから、
古代オリエントでは、健康と富の象徴でした。

古代メソポタミアにおいて
葡萄の樹は「生命の草」と同じであり
シュメール語の「生命」を表す文字は
葡萄の葉の形をしていたそうです。

確かに、葡萄は生育力が高いですね。

葡萄酒の神 バッカス

また葡萄から作られるお酒は
古代の葡萄酒の神バッカスのアトリビュートとして
さまざまな美術作品にも描かれています。
カラヴァッジョの《バッカス神》は非常に官能的ですね。
たるんだ、ちょっとだらしない体のバッカス神・・汗

この絵はフィレンツェのウフィッツィ美術館蔵で
水野も現地で見てきましたが
カラヴァッジョのワイングラスの美しさに
目を奪われました。
確か・・グラスに水滴っぽいのも再現されていたような・・・

この絵は、バッカス神のみが描かれていますが
その祭典のバッカナリアは
飲めや歌えの乱痴気騒ぎだとか。

その様子はティツィアーノの《アンドロス島のバッカス祭》で確認できます。

エーゲ海のアンドロス島は
伝説によると
毎年泉の水が葡萄酒に変わる時、
バッカス神が島を訪れ
街全体が大酒宴になるとか。

水野は大のワイン好きなので
庭の木は薔薇よりも葡萄の木の方が
あっているのかもしれません。

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