モダンチェンバロ トークコンサート
3/31(日)14時から、モダンチェンバロのトークコンサートをご依頼いただきました。
主催はクラビアハウスさんです。
先週末、スタジオに代表の修復師松木さんと、スタッフのかたが2名お越しになって、我が家の楽器たちを見学くださいました。
この写真から伝わるかと思いますが、松木さんはピアノの先生方からも信頼される愛されキャラ。
年明けに松木さんの工房へお邪魔した投稿を見てくださったピアノの先生がたから
「私も松木さんにはとってもお世話なったんです」とのメッセージを沢山いただいていました。
私は今回初めてお世話になるのですが、ピアノの先生がたに、松木さんがなぜこんなにも愛されるのか、納得…!
ご見学後は松木さんの工房、横浜まで私も車で乗せて行っていただいて、軽くリハーサルをさせていただきました。
松木さんがイギリスから迎え入れたモダンチェンバロは、前回に比べて(当たり前だけど)格段によくなっていました。
前回はヒストリカルチェンバロに比べて、金属的な音がとても強かったのが、今日触ってみて、かなり柔らかくなっていてびっくり
ただし、タッチはヒストリカルに比べてかなり強さが必要なので、少しピアノのタッチも入れ込んだ方が、指にはいいかもなと思いながら1時間ほど、試弾させていただきました。
少し動画も撮ったので、もしよかったら見てね
水野、青筋立てて弾いています
最後、両手を鍵盤の上でうろうろしているのは、ヒストリカルチェンバロの場合にはあるはずの、鍵盤横についているカプラーの操作をしようとしたのを、「あ、カプラーはモダンチェンバロにはペダルになっていた」という、おっとっと、なところでした。
モダンチェンバロはペダルがありますが、それはピアノで言うところのダンパーペダルや弱音ペダルではないので、その辺りのことも、当日お話ししますね。
さて、肝心の演奏で、今のところ感じていることを書いてみます。
- モダンチェンバロでの演奏は、どこまで指を強めるかが課題かもしれない。
- でもまるっきりピアノのタッチでは、フランスものは、無理っぽい。
- 動画のスカルラッティは、これくらいのアクロバティックな曲の場合は、和音を鳴らすときは、ピアノのタッチも少し入れないと、って感じかな。
- チェンバロのツメももう少し調整できるのであれば、次回の課題にしてもいいかも(内部構造に興味があります👀)
など、新しい扉を開ける楽しさを教えてもらっています。
3/31は、松木さんのお気に入りの喫茶店を貸し切って、モダンチェンバロのお披露目会として、1時間ほどトークコンサートをさせていただきます。
あと5席ほど、ご用意できるそうです。
もしご都合がつかれましたら、チラシ掲載のクラビアハウスさんまで、ご連絡いただければと思います
クラビアハウスさん
0121-822-283
えっ?!という驚きの価格です。
ここからも松木さんのお人柄の良さが出ているように思います♪