3月は発表会があります
●3月は発表会があります
こんにちは!
練馬区のチェンバロとピアノの教室 主催の水野直子です。
先週、演奏会が終わり、ようやくひと段落しました。
ブログもまた、少しずつ更新再開していきますね。
教室の3月といえば、発表会です。
レッスンはあと2回です。
曲想の幅を広げて、表情豊かに演奏する勉強をしていきますよ。
たくさん弾き込んでくださいね。
そして今回も、生徒さんたち全員の共作のプログラム、
こちら↓(写真は前回のもの)を作ります。
発表会の詳細は、
まだ出演が決定していない方もいらっしゃるので
今週いっぱい、お待ちください。
目安としては演奏開始は、11時15分からを予定しています。
会場までの道は、
お申込の時にお渡ししたプリントで
各自、事前にシミュレーションしてください。
お車でのお越しはコインパーキングをお探しください。
リハーサル時間は特に設けませんので、
直前練習されたい方は、
ご自身で直接、サロンへお申し込みください。
発表会前になると、一番神経質になるのは
出演者ではなく、親御さんです。
お子さんの持つ秘めたる力を信じましょう。
発表会では
時間をとって、
少し難しい曲をチャレンジしている子どもさんもいます。
こちらも、
子どもさんが難しい曲を選曲する前に
「今までの練習量では完成度が低くなるから、頑張らなければならないこと」を何度も話しています。
その上で選曲した場合は、お子さんはその曲がよほど気に入ったんです。
だからまずは見守ってあげてください。
そしてピアノへ向かう時間を、今以上にとるよう、誘導してください。
こちらは選曲した時点で、
どこまでのクオリティになるか、
実はもうすでに見当がついていて、
難しくてもGOサインを出した場合は、
ある程度の段階まで行けそうだと見越して、許可しています。
いつも弾く曲より素敵な曲ですから
当然、いつもとは違う和声を使っています。
音程の広い和音もあります。
16分音符がたくさんあるところもあります。
その時は音を少なくしたり、
繰り返しを少なくしたりして、負担を減らします。
でも、時々何が何でも弾きたい、と
私のアドバイスが受け止められない方もいます。
でもそれを頭ごなしに否定するのも間違っていると思います。
そんな私を見ると、頼りないと思われる親御さんもいるでしょう。
昔の私は、発表会で「これが弾きたい」と言って持ってきた曲を
「あなたには難しすぎるわ」と一蹴していたこともあります。
若かったんですね。
その子はきっと悲しかったと思います。
難しくてもチャレンジさせてあげればよかったです。
趣味で楽しく、音大へ行くわけでもない人に
いう言葉ではありませんでした。
弾けるか弾けないかは講師が決めるのでなく、
弾いている本人が決めるものです。
昔の話になりますが、プロから見て
「この演奏は40点」と思う演奏も
「何点だと思う?」と聞いてみると
「95点」という答えが返ってきたことがありました。
私は自分にすごく厳しいので、
この答えに少し驚きましたが
今では
発表会はコンクールではないのだから
その子が弾きたい曲を弾いたらいいし
できたかどうかは、本人が決めたらいい、と思うようになっています。
(でもプロになりたい人は、話は別ですよ)
とはいえ、
そのなかで、ありったけの力を引き出して
少しでもうまくしてあげたいし、
うまくしていくのが講師の仕事だと思っています。
実は発表会は、出演者だけでなく講師にとっても頑張る時期です。
それに生徒だけではない問題も出る場合があります。
一例ですが
生徒と指導者の関係が良好でも、
親御さんとの気持ちがすれ違うと、
指導は成り立たなくなってしまいます。
難しいです。
泣いても笑っても、レッスンはあと2週間弱です。
私も生徒さんとの時間を大切に過ごして
笑顔で2018年度を締めくくれるようにしたいです。
ただいま
新規の子どもの生徒さんの募集をお休みしておりますが
ご相談はお受けしています。
音大受験、コンクール対策、チェンバロレッスンには対応させていただきます。
またピアノ指導者のセミナー、レッスンは平日の午前中に行っています。
こちらはどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。