入籍4年目突入 |ピアノ講師の結婚事情

2019年に入籍をして、気づけば4年目。

一緒に暮らし始めたのは、
入籍2ヶ月後でしたが
たった3年の間に「色々あったなぁ」という感じです。

ケンカもたくさんしましたよ。

今朝も、そんな話をしていたのですが
「ケンカしなくなったら、もう終わりだから、いいんじゃない?」
と言い合って、喫茶店にいます。

とはいえ、私は仕事をしたいのでPCを持ち込んでいるし、
夫は本を読んで(新源氏物語だそうです)
歴史オタクの知識充填に余念がありません(笑)

私は今年、50歳、夫は3歳年下です。
お互い晩婚もいいところ。

今日は音楽家の結婚事情について、少し書いてみたいと思います。


ピアノ講師の結婚事情

まずはピアノ講師の結婚事情について。

ピアノ講師は全くといって良いほど、
異性との出会いがない職業です。

30年前の武蔵野音大のピアノ科は
総勢450人のうち、男性は10人ほどでした。
今はピアノ科の学生も80人と激減しているそうですが
男女比は今も昔も変わることはなく
完全にピアノ講師の世界は女性が多いんです。

ピアノ講師が出会う異性といえば、生徒のお父さんくらい。
そこから結婚へ発展するわけがありません。

では、どうやって異性との出会いを得るのか。

私の周りの友人は、家族や親戚の紹介、というのが多かったですね。
でも一般的には、友人の紹介やお見合い、合コン、で知り合った、という話をよく耳にします。

結婚するまでは、大手の音楽教室で
個人契約、という感じで社会保障はなく、
大人数を教えながら薄給で、
さらに「教材研究」や「会議」で時間給がないままに
呼び出しされて時間を奪われたりetc.
なんてことで、結婚するまでは、と思いながら勤めている人も
少なからずいるかな、という印象です。

そしてお見合いなり、紹介なりで結婚したら、
それまで勤めていた教室をすっぱり辞めてしまう人が多かったですね。

2020年、コロナのパンデミックにより
大手音楽教室は、
オンラインレッスンが整わなかったり
所属のピアノ講師に対しての補償が全くなかったりしたので
(そういう契約をさせられているんですけどね)
独立する講師が増えてくるのでは?と予想していましたが
規模縮小や倒産を免れたところは
そのまま勤めている講師が多いようです。

これには、自分で生徒を集められる自信のなさや
経済的な不安が理由として挙げられるのじゃないかなと思います。


実は、我が家が住宅ローンを組むときに
同時期に
妻が大手音楽教室のピアノ講師で
夫が一般企業に勤めているカップルもいたのですが
二人合わせて年収が500万円を少し超えるくらいで
それでも借りられるマックス5千万円のローンを組んだ、
という話を聞いていたんですね。

昔は三高と言って

  • 背が高い
  • 学歴が高い
  • 高収入(1千万超え)

じゃなきゃやだ!なんていう話もちらほら聞いたことがありましたけど、
今はそんな人との出会いは難しくなっているんじゃないかな〜、と思います。

演奏家の結婚事情

演奏家になるためには、
たいていものすご〜く長い修行期間が必要になります。

私などは、ピアノから始まって
チェンバロやフォルテピアノまで勉強しちゃったものだから
いや、もうね、40代に差し込むまで勉強一色でしたよ(汗)
同じ演奏家の友人をみると
結婚よりもやりたいことがある、
という人が多いなという印象です。

演奏家は練習時間も勉強時間も大切ですし、
一人になる時間も必要。
では一人の時間で何をしているかというと、
その「一人の誰とも話さない時間」に、
脳内でピアノをガンガン鳴らして、
暗譜作業をしていたりするんです。

私は今でも、料理をしている時間なんかは、
そうした時間になっているので
夫が話しかけてこようものなら
「今、頭でピアノ弾いているから、話しかけないで」と
冷たく言い放つことも数知れず。。
非音楽家でこうした演奏家脳をわかってくれる、
というか理解してくれる人を見つけるのは、
なかなか難しいかもしれない。
(ありがとう、夫よ!)

話を戻しますが、
そうやって勉強していて、
気づいてみたら40歳を超えていた、なんてザラなんですね〜。

そして気づいたら恋人もいない、ということも。

それで結婚相手を見つけよう、となると
素敵だなと思う男性はもう結婚していて、
あららこれからどうしよう、
なんてことになっている同業者さんは本当に多いです。

修行メインに人生設計を立てていると
結婚は確実に遅くなるので、
もし子供が欲しいのなら
早めに人生の軌道修正をする必要もあるかと。



子供を産む、産まないは、
ピアノ講師や演奏家の働き方にも問題があって
女性の雇用や賃金の問題は
社会的な仕組みにも少なからず原因があると思いますが
ずいぶん長い文章になっているので
今日はこれ以上は書かずに、
この辺で締めておきたいと思います。


いずれにしても
どんな人生にしたいのかを逆算しながら
計画を立てていくことが必要ですね。


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