舞曲のイメージで大切なのは優雅さと上品さ

「舞曲って、短いのにどうしてこんなに難しいのですか」
とよく尋ねられます。

 

確かに。

 

舞曲って1ページで終わるほど
小さなかわいらし曲が多いのに
いざ弾いてみると
ドスドス、どったんばったんしてしまう・・・

 
安心してください、水野も過去はそうでした。

舞曲を演奏する上で一番大切なのは舞曲の種類を知ることです。
またその舞曲はどこの国で作られたのか、というものも知る必要があります。

今回ご紹介する曲は、フレスコバルディのBalletto I とCorrenteです。
作曲年代は17世紀初期、作曲家はイタリア人なので、バリッとはつらつとした指さばきが求められます。

でも、野蛮になってはいけません。

あくまでも優雅さと上品さを持った、教養のある音楽に仕上げる必要がありますね。

 

そのために身体的な面で気をつけたいことは
体の重心軸はどっしり、しっかり
指は常に軽やかに俊敏に。

そして
手の中にはいつも空気を感じて
音を遠くへ遠くへのびやかに駆け上るように
そんなイメージが必要です。

実はまだ、こちらの楽器さんは安定しないので、ご機嫌伺いをしながら弾いている感じです。

明日また調整にお越しいただくことになりました。
レコーディングまで、もう少し時間が必要になりそうですが、なんとか夏くらいまでには、めどが経つといいなと思っています。
私のガングリオンも、またうずいてきたので、来週は病院かな。

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