卒業

3月に入り、卒園や卒業のご報告をいただいています。
皆さん、おめでとうございます。

園児さんは、卒園する本人よりも
ご両親の方が感極まるのではないでしょうか。
きっと色々なことを思い出しながら
卒園式に向かわれることでしょうね。

想像するだけで、私もうるうるします。

今年は、当教室でも、
進学を理由に
卒室される決断をされた方がいらっしゃいます。

Aちゃん、長い間、通ってくれて、本当にありがとう。
これから、もっともっと幸せになってね、と笑顔での送り出しです。

彼女とは、6年間、レッスン日誌の交換をしていました。

最初は、私が注意事項を書き始めたのがきっかけでしたが

青ペンが私の字です

「レッスンで気づいたことを、書いてみてもいいかもね」
と伝えてからは
卒室するまで、毎回のレッスンでの記録を
ノートに書いて見せてくれるようになりました。


年齢が上がるにつれ字が変わっていく様子に
成長を感じます。

ある時期から、なぞなぞも。

内容は、学校で(給食だったかな?お昼休みだったかな?)
放送委員から出されたなぞなぞや
授業で学んだ歴史の話だったり。

そんな様子が本当に微笑ましくて
毎週のノートを楽しみにしていました。

レッスンの最後はベートーヴェンの《エリーゼのために》。
彼女の持ち曲として、ずっと弾いて欲しいなと思います。

ピアノ講師は、
自分が一生をかけて取り組んできた
知識や技術を
「ピアノが好きな人」だけに伝えていくことができる
幸せな職業です。

自分がピアノを弾いていなかったら
出会えなかった人たち。。

出会いあれば、必ず別れがありますが、
お別れするときに私が願うのは
皆さんがもっともっと幸せになってほしい!!
ということです。


出会ってくれて、本当に本当にありがとう!
ず〜っと大好きだよ!




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