武蔵野音楽大学 楽器博物館へ

先日、チェンバロの生徒さんと二人で
母校の武蔵野音楽大学内にオープンした
楽器博物館へ行きました。

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とても楽しくて、気づけば2時間半ほどの滞在でした。
展示楽器は、全体の1/3だそうですよ。


恥ずかしながら学生の頃は利用したことがなくて
初めて楽器博物館に入ったのは
大学院の修了式でした。
式典後、振袖を着たまま
見てまわったことを思い出します。

その時に印象的だった思い出があります。

それは、歴史的楽器のデモンストレーションがあって
その際に、
「昔はモーツァルトのトルコ行進曲も、こんな風に弾いていたんですよ」と
男性の職員が得意げに
19世紀ピアノの6本ペダルのうちの
鐘のペダルを
チンチン鳴らしながら弾いていました。

ちょうど、YouTubeを見つけたので、
ご覧ください。

当時は「へぇ〜」なんて思いながら物珍しく
その演奏を聴いたものですが

それから28年経過した現在の自分が
フォルテピアノを20年も弾いているなんて
想像だにしませんでした。
人生、何がどう転ぶかなんてわからないものですね。

その上、今は
その演奏スタイルは、モーツァルト自身は
やっていないよね、
ということを知っている。。。


このブログの読者の皆さまには
間違って覚えてほしくないので、書きますね。

確かに、モーツァルトやベートーヴェンの時代には
トルコ風の軍隊マーチが流行りましたが、
モーツァルトの生きていた時代には
ベル(太鼓を含む)付きのフォルテピアノはなかったです(爆)

ではどういう時に使われていたのか、は
うちにもベル&太鼓付きのフォルテピアノがありますので、
それこそデモンストレーション付きで
説明しますね。

もし、楽器の歴史に興味があれば
渡辺順生先生の『チェンバロ・フォルテピアノ』をおすすめします。

研究はどんどん進んでいくので
海外からの論文や学会などには
敏感でいないといけないですね。

楽器博物館後のお茶で
さまざまなことをお話ししながら
過去を思い出しつつ
未来について考えた水野でした。

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