感覚を視覚化してみる

ピアノで「音を大きく/小さく」する際
耳にはその大小を聞き分けることができても
その大きさは目で見ることができないので
どのくらいの重さを腕や指にかければいいか
すぐにわからない、ということが多々あります。

レッスン中に何度も試しているなかで
講師と同じ音が出せる時もあれば
どうやっても出ない時があります。

ピアノは、普段の生活で無意識に使っている筋肉とは
違う筋肉を使うので
それは仕方のないことです。

ピアノ教育の進め方としては、
ざっくりですが

  1. 左右の5本の指で鍵盤を押せるようになる
  2. ブツブツ弾きからレガートができるようになる
  3. 右手と左手の受け渡しをしながら一本のメロディーラインを弾けるようになる
  4. 強弱がつけられるようになる
  5. 右手にメロディ、左手に伴奏

といった具合に進んでいくのですが


どれくらい指に重さをかけていくと音が出るのか、
は繰り返しの経験や訓練によって習得していくものです。

でもそこに、視覚化できる要素がプラスされると
この作業がかなりの時短になります。

教室でおすすめしているのは、こちら。

タニタのキッチンスケールです。
この道具は3度の和音のバランスを計る際にも大活躍しています。

こうしたグッズを使うのは
子どものレッスンに限ったことではなく
これは大人の方にも大変有効なので、
ぜひ揃えて欲しいアイテムです。

私が色違いで揃えているのは、
赤が強い音、
白を弱い音で使い分けているからです。

購入の際はデジタルよりもアナログの方
より視覚化に強く作用するので
おすすめです。

リンクを貼っておきますね。